口下手だから人付き合いが苦手と諦めないで!それでも人間関係は上手くいく

先日、すごく口下手の人に会ったので、(詳しくはこちら→ビジネスマナーの基本、遅刻の代償は思っているよりも大きい - 快適ビジネスライフ) 口下手で人付き合いが苦手な人のための解決方法について書いてみます。

 
というのは、私も昔は口下手な人間だったからです。
 
口下手っていうのは、「もの静かな人」というのとは全く違います。
 

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「もの静かな人」というのは、単純にその人の性格的特徴なので、ちゃんと人とコミュニケーションがとれるし、本人はあんまりしゃべらないことを欠点とは思っていないし、その人もまわりの人も全くストレスに感じないんですよね。
 
でも、口下手っていうのは、文字通り話すのが下手、上手くコミュニケーションが取れない、一種の症状のようなものだと思います。
 
私自身も以前は口下手だったので、口下手な人に会うと「あ、この人口下手だな〜」ってすぐ分かります。
 
先日、身内から頼まれてお会いした、知人の息子さんという人は、典型的な口下手タイプでしたので、いくつか特徴をあげてみます。
 
すごく緊張している
口下手な人は、人と向かい合うとすごく緊張します。それで、困ったことに、本人は緊張している自覚がないんですよね。でも、自宅に帰ると、どっと疲れが出て、何もできなかったりします。単なるおしゃべりなのに、必要以上に精神を緊張させているので、神経がすり減ってしまいます。
 
必要以上に我慢している
口下手な人は、人とコミュニケーションを取るときに、無意識にたくさん我慢をします。目の前にいる人の機嫌を損ねるのではないかと恐れるので、何も言えなくなってしまうのですね。
 
正しい受け答えを探そうとする
口下手な人は、質問されることが嫌いです。なぜなら、どう答えたら相手が喜んだりするのか分からないので、人からの質問に対してロクに答えられなかったりします。
 
 
私自身の経験も踏まえると、人が口下手になる原因は子供のときの環境にあります。私の母親は、子供の一挙一動に小言を言わないと気が済まない性格の人です。
 
例えば、家にお客さんが来て、お茶を出しなさいと言われたとします。お茶をのせたお盆を持って、お客さんのところへ行こうとすると、母親が「しっかり持って!そんな手つきじゃこぼれるわよ!ほら!よく見なさい!あ!お盆が傾いてるじゃないの!」こんな言葉を矢継ぎ早に言われて、もともとまっすぐ持っていたお盆が、本当に傾いてしまって、結局お茶をこぼして、お客さんの前で母親に怒鳴られるということがよくありました。
 
私の母は、普段から口うるさい人ですが、これが親戚が集まるような席だと、さらにパワーアップ。ちょっと歩けば「もっとお行儀よく歩きなさい!」、食事に手をつけると「まずはお味噌汁から飲まないといけません!」とか、レストランでお子様ランチを食べたいなんて言おうものなら「そんな、くだらないもの!食べ物じゃありません!」とお店中に聞こえる声で怒鳴られる始末。(レストランにとっては、すっごく本当に失礼な客ですよね。)
 
今考えると、あれは母のアピールだったのだと思います。自分は嫁として、厳しく子供も養育しているし、こんなにがんばってますということを親戚の前で見せたかったのですね。
 
でも、子供の方はどうなるのかというと、他人がいる前では一切しゃべらず、動かず、かたつむりのように、じーっとしているようになります。だって、いちいち怒られるの嫌ですから。
 
だから、よく「おとなしい子」だと言われました。これも、ある意味親の戦略のうちだったと思います。口数が少なく、おとなしく親の言うことを我慢して聞く子は扱いやすいですからね。ただし、親はともかく、子供のほうは、そのまま大人になって社会に出ると苦労します。
 
先日お会いした知人の息子さんもそうで、後日、私の身内からお話しを聞いたところ、彼はいつも、お母さんが同席している場では一切口をきかないそうです。それで、口下手を直そうと、あえて営業職に就いたのですが、やっぱりうまく行かずに苦労しているということだったのだそうです。
 
私自身はどうやって口下手が直ったのかというと、やっぱりアメリカ留学がきっかけでした。あちらでは、とにかく自分の意見をはっきり言うことが大事だとされているので、そういう場で、「あ、言いたいことを言っていいんだな」と思ったことですね。次第に、人の言っていることを聞く余裕も出てきます。すると、ちゃんとコミュニケーションが成り立ちます。
 
その経験を踏まえて、口下手で人付き合いがうまくできない人は、次のことをやってみてほしいと思います。
 
とりあえず、頭に浮かんだことをしゃべってみる
何人とのおしゃべりとでもいいので、人がいろいろ話している内容を聞くと、頭にいろいろ浮かんできますよね?いい話だと思ったり、それ、ちょっとどうなの?と思ったり。とにかく、「自分が思っていることを、しゃべっても大丈夫」ということを知ってほしいと思っています。
 
意識を相手に向ける
人前で緊張するのは、どうして起こるのかというと、意識が自分に向くからです。人からどう見られるのか気になると、誰でも緊張します。そんな時は、意識を自分の話をしている相手に意識を向けてみると良いです。結構、相手の癖や、話の内容に性格的な特徴が読めたり、いろいろな発見をするうちに、緊張がなくなっていきますし、自然と話題も見つかります。
 
理不尽な叱責には、論理的に対応
親や上司などに、大勢の前で理不尽な叱責を受けたときは、論理的にサラッと切り返してみましょう。世の中には、何か文句を言うことでストレスを発散しているような人が存在するのも事実。感情的になっている人は、論理的に切り返されると、バツが悪くなって、それ以上つっかかってこなくなります。
 
 
もし、私のように、不必要に厳しい親の元で育って、コミュニケーション下手になり、そのために苦労している人は、まず親から完全に独立しましょう。そして、子供のときは、あんなことがあったけれど、そういう時期はもう過ぎたし、親とは関係なく、自分はもう社会人として他の人とうまくやっていけると自信を持つことが大切です。
 

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