ビジネスマナーの基本、遅刻の代償は思っているよりも大きい

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ようやく春らしい陽気になってきましたね。来月から、社会人になる人や、今まさに企業の面接を受けている人もいると思うので、ビジネスマナーについて書いてみたいと思います。

 

というのは、最近、かなり気になる出来事が立て続けにあいました。

 

それはズバリ「遅刻」。

 

約束の時間に遅れちゃうことって、誰でもあると思います。もちろん、私も遅刻したことあります。でも、遅刻って許される場面と、許されない場面があるんですよね。

 

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そのうちの一例を挙げます。独立した時に、会計士を決めるため、何人かとお会いしました。そのうち一番最初に会った会計士さんの初ミーティングの時。約束の時間に待ち合わせ場所に行ってみると、誰もいない。事前に聞いていた連絡先に電話をしてみると、会計士の先生にダイレクトにつながりました。

 

「今日、10時からお約束いただいている◯◯ですが・・・」

「はあ?すいません、どちら様ですか?」

「◯◯です。××先生ですよね?今日、10時からお約束いただいているはずですが・・・」

「10時・・・?あっ!えーっと、どうしようかなぁ・・・じゃあ、今からそっち向かうんで、そこの向かい側に喫茶店があるんですけど、そこで待っててもらっていいですか?」

「あ、はい。いいですけど・・・」

 

15分くらいたって、バツが悪そうな表情で現れた会計士先生は、「僕は結構人脈が広い」「新しいやり方にも意欲的です。」「成功企業をいっぱい手がけてます。」とかいろいろ言っていましたが、こちらとしては、もちろんNGです。

 

初対面の相手に遅刻はNG

誰でも、多かれ少なかれ遅刻の経験はあると思います。それが「ちょっと時間に遅れたくらいで、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないの?」とならないのはどういう場面かというと、初対面の相手と会う時です。なぜなら、その人との人間関係ができていないからです。

 

人の第一印象は、会ってから10秒以内に決まるといいます。それが、特殊な事情もないのに遅刻した場合、本来0ベースから始まる第一印象が、マイナスからのスタートになります。

 

相手の自分に対する第一印象を変えるには、かなり多くの情報が必要になるので、マイナスからスタートした場合、その人と信頼関係を築くには、かなりの時間と労力を必要とします。

 

遅刻をしても謝って許されるのは、ある程度相手のことを知っていて、信頼関係ができている場合のみです。これは仕事であっても、プライベートであっても同じです。

 

 

交通機関の遅れで遅刻するのって、仕方がないの?

事前に交通機関の時間をネットで調べて、いざ出発!でも、途中で電車が遅れていて、結局遅刻してしまった。これって、仕方がないと思いますか?もし、そう思っていたら、ちょっと甘いかもしれません。

 

私は一時期ニューヨークに住んでいたことがあるのですが、ニューヨーク市民の足である地下鉄には時刻表がありません。おまけに、快速電車に乗っている途中で、「この電車は、この駅から各駅停車に変わります」と突然アナウンスが流れて、そこから各駅電車に変わってしまうこともあります。もちろん、全く、予告なしにです。

 

それでも多くの人は、毎日地下鉄を利用して通勤、通学しているわけですが、地下鉄がそんな状態じゃ、きっとアメリカ人は遅刻なんて当たり前だろうと思いますか?

 

実際はその逆です。みなさん始業の30分前には着いていたり、1時間近く前に来ている人もいました。そもそも地下鉄に時刻表がないのですから、人々に電車遅延という概念が存在しないですし、もちろん遅延証明書なんてものも存在しません。だから、「電車が遅れました」というのは、職場に遅刻する理由として認められないですし、単純にその人の勤務態度が悪いということにしかならないのです。会社がリストラをする時に、真っ先に対象になりますね。

 

ニューヨーカーはとても忙しいので、時間を無駄にするのを嫌がります。遅刻が多い人は嫌われますし、何より信頼されないので、公私共に人生で多くのチャンスを逃します。

 

まして、日本の交通機関は、世界でも珍しくほぼ定刻通りに運行しますよね。そういう環境で遅刻が多い人は、よほどルーズか、あるいは自己中かどっちかでしょう。

 

ニュースになるような事故や悪天候などがない限り、交通機関の遅れを理由に遅刻が許されることはあまりないと思ったほうがいいです。特に採用面接やプレゼンの時は、それだけでもうアウトです。

 

 

遅刻は相手を軽んじる行為

自分が遅刻をしないのはもちろんですが、いつも相手に遅刻されるという場合も、その人との人間関係を見直したほうがいいです。

 

よくいるのが、上司との待ち合わせには絶対に遅れないのに、部下との待ち合わせや、友達や交際相手との待ち合わせにはいつも遅刻するという人。

 

こういう人があなたの周りにいる場合、その人はあなたのことを軽んじている可能性が高いです。つまり、「この人との約束は守らなくても、自分に不利益はない」と知っているので、平気で約束を破るのです。

 

遅刻はNGというのは、人として基本的なことですが、最近、遅刻してきて謝りもしなかったり、自分が遅れてきたくせに逆ギレしたり、「別にいいじゃん」的な態度を取る人が、私よりも年配の人でも結構多いことが気になって、書いてみました。

 

これを読んでいる人は、こんなつまらないことで、人生のチャンスを逃して欲しくないですし、ルーズな遅刻魔に振り回されている人は、その人との関係を見直すきっかけにしてもらえたらと思います。

 

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